新しい出会いに感謝 - 関西初釣行

９月９日(金)に大阪へ出張してきました。
同行者Iさんの大阪在住のお知り合いOさんが、クルーザーを所有しており、なんとこの出張に合わせて、私たちを釣りに招待してくれるということで、お言葉に甘えてきました。

私としては珍しく、今年は釣り以外のことで週末をとられてしまい、ほとんど釣りをしていません。船釣りはここまでゼロ回です。
今回、久々に釣りができるというのもうれしさの1つですが、初めての場所で釣りができるということでワクワク感でいっぱいです。

釣り当日の土曜日、Oさん夫妻が朝７時に私たちが泊まるホテルまで迎えにきてくれました。とても気さくなご夫婦で、挨拶してすぐに会話が弾み出します。

道中いろいろのことを話ながら、途中で食料、釣りエサ、仕掛けなどを仕入れ、マリーナに到着しました。私がこれまで見てきたマリーナのなかでもトップクラスの大きさと設備の充実度です。Oさんのクルーザーも最新のぴっかぴか。素敵すぎます。

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事前情報によると、この日は先日の台風の影響で流木の量がすさまじいとのこと。ちょっと心配でしたが、目的地までの航行にはほんんど影響はありませんでした。

目的地に到着し、まずは、マダイなどの底物を狙いました。2本針の胴付き仕掛けにエサはアオイソメです。水深は50m前後。Oさん夫妻にレクチャーいただき、オモリで底を小突きながら狙います。
開始してしばらくしてもいっこうにアタリがありません。まだ潮が動いていないからなのか、それとも台風の影響で底が荒れたり、塩分濃度が下がったりしたからなのか。はっきりとした理由はわかりませんが、狙いをアジに変更し、ポイントを移動しました。

アジのポイント到着すると大船団が形成されていました。ということはアジがいっぱいいるということです。期待大です。潮もガンガン効きはじめてきました。

アジはサビキで狙います。
ひと流し目。水深45m前後。底の変化をオモリで感じ取れる場所に差し掛かると待望のアタリ。全員の竿が絞り込まれます。揚がってきたアジは見事のプロポーション。40cm前後はあります。20年ぶりに釣りをしたというIさんもこのサイズには満足そう。

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その後も流し直すごとに、この場所にさしかかるときのみアタリがあります。これで今日のパターンをつかみました。
Oさん夫妻は自分たちの釣りをそっちのけで、私たちが釣るアジをタモ入れしてくれたり、針を外してくれたり、おいしく食べられるようにと血抜きをしてくれたりと大忙しです。とても手際がよくて見入ってしまいました。釣れる場所は根が多く、根がかりをして仕掛けをなくすことも多かったのですが、仕掛けをすぐに直していただいたりと、至れり尽くせりです。本当にありがとうございました。

短時間でしたが、どれも40cm前後という見事なアジをたくさん釣り上げたので、沖上がりとなりました。
マリーナに着いてから、お弁当をほおばりつつ、釣りたてのアジをお刺身にして食べました。まな板、包丁、しょう油、わさびなどもみんなOさん夫妻にご用意いただきました。感謝です。
やはり釣りたてのアジは身が締まっていて歯ごたえがたまりません。少し時間がたってからのほうが旨味が出るともいいますが、個人的には釣りたてのこの歯ごたえが好きです。これこそが釣り人の特権ですし。

東京へ帰る電車の時刻の都合もあり、そろそろ帰り支度をすることになりました。マリーナ内にある施設でシャワーを浴びさせていただきました。シャワーを浴びて戻ってくると、O夫妻は船の掃除も既に完了していて、本当に頭が下がります。

私とIさんでアジを３本ずつ、おみやげにいただきました。Oさん夫妻は私たちのために、持ち手のついた発砲スチロールのクーラーボックスを用意してくれました。また、東京に持ち帰っても鮮度が落ちないようにクーラーボックスを氷でギンギンに満たしてくれました。

新大阪駅まで送っていただき、ここでOさん夫妻とはお別れ。こんなにもいろいろと面倒を見ていただいたことにお礼を述べて、帰路につきました。

同じ趣味を持つご夫婦というのはいいですね。

Oさん夫妻への感謝はもちろんですが、今回の出張?(もはや旅行ですが)で、Oさん夫妻に引き合わせてくれたIさんにも感謝です。

釣ったアジはお刺身とクリームパスタにして食べました。

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新鮮なアジをパスタにしてしまうのはもったいないように感じますが、とってもおいしいですよ。材料は、アジ、エリンギをバターで炒め、ゆでたアスパラと一緒に生クリームで煮込みます。塩、コショウで味を整えてパスタに絡めれば完成です。アジがたくさん釣れたときはぜひ試してみてください。